「300万円あるから会社を買おうかな」と、考えたことはないですか？

最近は300万円あれば、会社を買えるらしい、自分もチャレンジしてみようかなと、そんな風に思ったことはないでしょうか。

M&Aが盛んになってきた現代は、資金さえあれば小さな会社が買収できる時代です。

しかし、資金があるだけで安易な気持ちで会社を買っても失敗する可能性が高いです。

なぜでしょうか。

今回は、会社の買収と、サイトの買収の違いについて、解説していきます。

会社を買収するということ

最近は、資金300万円ほどあれば、簡単に会社が買えてしまう時代です。

>「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」とサイト売買

英会話スクールから、飲食店、ホテルや旅館など、業種も業界も多様で迷ってしまうほどです。

今までの経験や趣味を活かして、同業の会社を買収するのも良いかもしれません。

しかし、会社が安価に買えてしまうということは、買収後が大変だということを忘れてはいけません。

会社は流行りで買収するものではありませんし、買える金額だから買うものでもありません。

今まで、雇われる側の働き方をしてきた人は、特に要注意です。

会社経営者になるということは、全く違う価値観でこれから生きるということです。

雇用の責任が発生しますし、しっかりと経営を持続していける当面の運転資金も考えないといけません。

案件によっては、買収と同時に債務（借金）を追うこともあるでしょう。

順風満帆な定年を迎えたあとに、思いも寄らない借金返済の老後を始めることだけは避けないといけません。

会社を買収する＝出口戦略を考えて経営するということが重要です。

よく考えて買収することが重要です。

サイトを買収するということ

最近は、定年を控えた人がサイトを買うことも増えてきました。

定年前は、会社で副業が禁止されているから買えない、という人もいるかもしれません。

しかし、そういう方は、配偶者がいる場合、配偶者の名前で会社を作り、会社名義でサイトを購入されることもあります。賢いですよね。

定年後は、当たり前ですが、もう会社は自分のことを守ってくれません。自分で自分を守るしかないのです。

老後の人生設計を計画的に考えている方は、定年後に時間ができてから動くのではなく、定年前から助走を始めています。

ネットに詳しくない、ネットの知識がないという方がほとんどですので、サイト運営を軌道に乗せるまで時間がかかることを見越してるのです。

それに対して、会社を買収すると、一気にいろんなことが動き出します。経営状態が良くない会社こそ、立て直しが急務になります。

そこで失敗すると、会社買収自体が失敗に終わり、売却しようと思っても良い値がつかなかったり、売却自体に多額のお金がかかることもあるでしょう。

しかし、サイト運営は自分が頑張った分だけ、稼げるようなものです。

アフィリエイトサイトの場合は、自分のペースでゆっくり始めることもできますし、オンオフを切り替えて集中して記事を投稿するなど、計画的に運用が可能です。

会社のように出勤せずに、自宅での運用が可能なため、生活スタイルも自由に選べるでしょう。

また、万が一運営がうまくいかなくなったり、自分で時間が取れなくなったとしたら、外注ライターを雇い、自分の代わりにサイト運営を任せることも可能です。

最終的には、売却も可能でしょう。

ある意味、立て直しもやり直しもきくのです。こんな条件の良い買収が他にあるでしょうか。

【関連記事】サイト売買ではなぜアフィリエイトサイトが売買されやすいのか？

考えるべきはリスクの低さ

会社買収と、サイト買収の違いを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ここまで読んでいただくと、勘の良い方はお気づきかと思いますが、買収後のリスクが大きく違います。

同じような金額で会社もサイトも買えたとしても、買った後の人生が大きく左右されるでしょう。

仮に定年後の買収であれば、限られた時間と、限られたお金をどう使うかを考えることは、とても重要です。

始めての買収であれば、リスクが低いものを選ぶ方が賢いに決まっています。

「300万円あるから会社を買おうかな」と考えていた方は、少し立ち止まって、人生設計を考えてみるのも良いかもしれません。
 
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あなたのサイト売買が成功されることをお祈りしております。