サイト売却専門「サイトマ」の堀池です。
働く女性のためのビジネス雑誌「PRESIDENT WOMAN」最新号に、
【売れる商品をつくる人はどこを見ているの?】特集がありました。
その中で目に留まった「低評価のコメントにニーズが隠れています」。
たしかに、、、!
商品レビューは宝の山ですよね。
ユニクロ「エアリズム」、ヒットの裏
そこで思い出したのが、「ユニクロの悪口言って100万円」コンテスト。
有名な話なので、ご存じの方も多いかもしれませんね。
出典:「悪口言って100万円」の広告を出したユニクロ(ITmediaエンタープライズ)
1995年、「ユニクロの悪口言って100万円」という広告を掲載し、約1万通の応募を獲得。
その中の声から生まれたのが、肌着ブランド「エアリズム」、男性用のベージュ色です。
当時、クールビズの時代背景があり、
「白の下着は首回りも腕も透けて見えるので何とかしてほしい」
という声から、ヒット商品に繋がったそうです。
100万円で1万通の応募ということは、
1クレーム(本音)をたった100円で集められたという計算になります。
クレームを経営に上手く生かした事例ですが、
商人であれば、お金を払ってでも知りたい”本音(答え)”ですよね。
「恥ずかしい」がもたらした、ヒット商品
意図とは別に、思わぬ本音からヒット商品に繋がった事例もあります。
アート引越しセンターの、引越し用トラックを幌(ほろ)付きに変えたという話。
幌(ほろ)とは、屋根の役割を果たす覆いのシートのこと。
こちらも有名な話ですよね。
出典:アート引越しセンターに学ぶ、ヒット商品が売れた本当の理由(Real Estate Marketing)
今では信じられない話に聞こえますが、
随分昔は、引越し用のトラックには覆いがなく、家具が丸見えだったそうです。
雨の日に家財道具が濡れるのを見た社長が、
安心して家財道具が運べるようにと幌付きに変えたことろ、
業績が伸びたという話ですが、実は、お客様の本音はそうではなかったのです。
なんと、お客様が幌付きトラックを選んだ理由は、
「家財道具が丸見えにならなくて恥ずかしくないから。」
企業が思っているメリットと、お客様が感じているメリットは
違うことがあるということが、このことからわかります。
本音は聞くまでわからない
レビューって、文句は書けても、
本当の本当の本当の本音なんて、なかなか書けなくないですか?
でも、そういうことこそ、勇気をもって聞いてみましょう。
聞く勇気があれば、お金はかかりません。
巷で話題になった@similis04さんのツイートが私も大好きなのですが↓
以前いた会社(技術系)で「そんなことも知らなかったのか」を禁句にした「いまさら聞けないことをみんなに聞く会」を提案・開催したらすごく好評でした。
— シミリス4 (@similis04) April 3, 2016
なんとこのツイート、16,405件のリツイートと、13,613件のいいねを得ています!
今もどんどん増えてます。
これこそ、本音が集まった会ですし、これだけの支持を得ていることが答えですよね。
個人的な本音で言うと、アスクル。
明日来なくてもいいから、明後日到着で安くして欲しい。
そんなサービスないかなー、と思うことがあります^^
いかがでしたでしょうか。
みなさんのビジネスのヒントに少しでもなれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
冒頭の雑誌特集「ドラマの初回は一通り見ますね!」という、方法。
サイトマログでの紹介記事はこちら。
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